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仕事術⑥ なるべく電話しない

更新日:1月12日



VOL.47


おはようございます〜こんばんは、高山です。


 久々の更新になりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。世の中、明るい部分に目を向けると「3年ぶりの開催」というワードをちらほらと見聞きするようにはなってはきましたね。


( “日本経済短観“ など を述べるような場な訳はない ので割愛しますが、早稲田の政経も一応程度ながら出てはおりますので、たまには&そのうち程度には中〜長期的な予想の一つくらいは軽くまとめて書いてみるのはありかなぁ?と思っています。いずれも確度の高いものとして、絶望的なデータもあれば、人によっては楽観的になれるデータもある。やれやれ。ってかんじです。)


 またになってしまいましたが、しばし更新していなかったので何か。というところで、ネタは様々あれど、今回は淡々と、前回記事で紹介はしたものの、しばし書いてなかったシリーズ、仕事術の⑥ 【なるべく電話しない】です。


前回も前置きというか断りを書きましたが、なんだそんなことね。という方も多いかと思うでの、そういった方々はよろしければご参考やご確認程度に、主に仕事に熱心な若い世代向けです。


さて、「なるべく電話しない」


 とはどういうことか?というと、これは仕事に限らず相手を慮れる人なら誰しもが、プライベートでもナチュラルにやっていることでもあることのうちの一つかと思うのですが、例えば人がそれぞれに、明らかに仕事をしているような曜日や時間帯に、友人や何かから他愛もない内容でガンガン電話がきたら、『は??』とか、『へ??』とか、『ん??』と思いますよね。


電話に出られたとしても少なくとも、『仕事中だから折り返す』になる事が多いかと。(アイドリング中で問題ないこともあったり、あまりにもガンガン来ようものなら、何か通常でない事態だと思うと思いますが。)


 転じて、相手に連絡をするにしても『その相手は何をしているかな?』を考える場合、はい、ここから一気に仕事の話にするとしまして、仲のいい家族や友人、知人など以上に、仕事をしている相手がその時々に何をしているかって分からない・分かりづらい のが普通ではないかと。


 誰しもが電話に出られないパターンとして多いのは、①打ち合わせ中 ②車や電車などで移動中 かと思いますが、それ以外にもどんな職種の方々でも、何かしら内部での作業や考え事、日々の接客etc... などを行なっているのは当然の話で、「個々人が進める考え事や作業、接客」中に電話が来るとどうなるかとえいばこれは当然、「一回そこに向けている集中力(フロー)が途切れる」ことになります。


 運が良ければ、何かが煮詰まっている時の気分転換として働く場合もまぁあるかもしれないものの、ノリノリで作業などをしている時に、そういう波って、なるべく阻害されたくないものかと。なので、上記をまとめると電話をするという行為はそれ自体、


特にその相手が【 目上の多忙なクライアントなど 】であればあるほど


 ❶ 打ち合わせ中 などで出られない

 ❷ 移動中 などで出られない

 ❸ 考え事や作業などのプチ妨害


 になる確率も高いので、働く側にとっては時間の無駄、お客様方にとっても、そもそもの連絡手段としてメリットが少ないものである。くらいに思って差し支えないかと。


 電話という手段を用いるべきシーンとメリットに関してはちゃんと後述&それはいい過ぎじゃないか?と思う方もいるかと思うでの、ここで、高山程度の言うことは微妙という方々へも向けて引用させてもらいますのは、稼ぎは月とスッポンならまだいいけれど、天王星とアリレベルであろうビジネスパーソン、ホリエモンこと堀江貴文さんが何かのメディアで述べていたこととして、


【【 電話してくる奴とは仕事しない 】】


 というのがありました。これにはさすがに、「?!」とは思ったし、いうて、ホリエノモンだって仕事に関する電話がかかってきて応対することが全くないってことは幾らなんでもないだろうとは思いつつ。ま、メディアでそういっておけば、当人が仕事しやすくなる効果があるのだろうな。とは捉えております。

 

 が、それについて、そこまで何故?と考えると、上記の❶〜❸で、電話って、双方にとってビジネスにおいて重要な “ 効率 “ のいいものではない場合が多いものだろうと。


じゃあどうやって連絡するのよ、といえばこれは当然、メール や チャット になります。



目上のクライアントなどにとって メールやチャットなどを用いるメリットとしては


① 相手のタイミングでいつでも見られる 


ので、働く側としては1日経てばほぼ確実に目は通される(書かないといけないというのは少し面倒ながら)ので、相手のタイミングを伺って電話などをするよりかは、メールやチャットを打って送っておく方が双方に、❶〜❸のデメリットを解消できるので、総合的にプラスになりやすい。ものかと思います。


出来るだけ仕事をくださっている相手に合わせる。のは基本であって、愛。愛が大切(笑)メールであれば、= 相手のいつでも好きなタイミングでどうぞ。でコミュニケーションが取れるので、楽にさせられることの方が多いでしょう。


プライベートでも仕事でもお気づかいか囲まれている方々の優秀さや賢さゆえか、そういえば自分に来るほとんどの連絡もする連絡も、メールやLINEやFBなどのチャットが多いなぁと思います。(もちろん同時進行で何かをという時はその限りではないものの。)皆様ありがとうございます。



で、ここへ来て、じゃあ電話はワルモノなのか?というと、もちろんそんなことはなく。電話の最たるメリットとしてはもちろん、その即事性ですね。その瞬間にコミュニケーションが取れるのは直接の打ち合わせを除いて、電話。


ここではちょっとの脱線も含めて自分の仕事を例にさせてもらいますが、例えば自分にガンガンと電話がかかりまくってくるシーンがあります。どういう時かというと、それは、現場がガンガン動いている時。


建築や内装の設計って、恐ろしくシンプルにいうと、お客様方と打ち合わせ → 図面を書いたり模型を作ったり&構造や設備の方々と打ち合わせ → 現場の人たちに建ててもらう(どちらも何度も往復するけれど)


な訳ですが、業界関係者は1,000%頷くであろう、図面だけではどうにもならない、「納まり」というものがあります。これは、簡単にいうと建材と建材(製品化されたメーカーのものなども含め)がぶつかり合っているところやつなぎ目。のことで、特に建物や内装の隅っこや角っこなどがどうなっているのか。のことです。


で、この、ディテール、「神は細部に宿る」とまで言ったレジェンド級の巨匠(ミース・ファン・デル・ローエ)の普遍的なものとなっている名言もあるほどに、非常に大事な部分なので、こだわる部分やヤバそうなところは、事前にここはこう納めよう。とディテール用の図面を書く場合もあるのですが、あなたが今いる空間のちょっと周りやそこらへんの建物を眺めていただけましたら分かるように、はい、建物や内装の隅っこや角っこ、無限レベルにある訳です。


なので、いくら図面を書いても全てのディテールの図面を書くということは不可能なので「現場合わせ」と言って、基本的なセオリー通りとするか、現場でどうするか決めていく(しかない)部分は発生します。


そこで!電話。がガンガンと(笑)それはもう、かなりガンガンと。もちろん定期的に現場でのチェックや打ち合わせは行うものの、設計の人間は毎日現場にいられる訳ではないので、現場監督や職人が、“今すぐどうするか決めねばならない瞬間 “ が多い時に、電話がガンガン掛かってきます。



して、お分かり頂けたと思いますが、どういう時に電話が必要かというと、その瞬間が双方にとってのタイムリミットの時は電話で連絡するメリット、というか、しなければOUTの時もあり。


基本的にはメールの方が相手にとっていいだろう。とはいえ、書くまでもなく、メールやチャットは、来ててもその瞬間に見ているとは限らないので、急を要するような場合にはむしろ、一切の気遣いなどは捨てて&1秒でも速く電話。です。


上記例で言うと、“最悪どうなってもそこまで問題のない場合“もあるにはあるのですが、急を要してかつ、大きな方向性や責任、問題を含みそうな件が発生 → メール送っておきました〜 で済む訳のない、「すぐに電話せんかいこのドアホ!!」となるようなケースももちろんあります。


なので、自分はといえば総じて、お客様方に電話すると言うことはかなり少なく(余裕がある限りはしてもらう側などにもメールやチャットを多めにしてるくらい)、急を要する時や、レスポンスがまだないけど、ここでコミュニケーション取っておかないと後々相互に非効率。と言う時以外はほぼメールやチャットで連絡をしています。


ビジネス的なメリットとしては電話


①即事性


くらいなんじゃないかな。と。もちろん、その場でコミュニケーションを何往復もできたり(でもこれは、基本的に、事前に日程を合わせてかつ、情報を相互に持ち寄った状態での打ち合わせなどですることかと)、あるいは相手の声を聞くことから得られる情報などもあるかもしれません(プライベートであれば 声の方が届くこともあるだろうし、メールでのやり取りはただ面倒にしかならない場合ももちろんあるとは思います。)し、公であれ私であれ、対面やそれに近いカタチでコミュニケーションするべきような重要なことをメールやチャットのみで済まそうとするのはもちろんNGでもあり。


また、速度vs正確性 の回でも書きましたが、仕事って本当に様々な職種やシーンがあるもので、この「できるだけ電話しない」も必ずしも全ての職種やシーンに当てはまる訳ではもちろんなく、それぞれの職種での商習慣や、その場面、相手との関係性によるところも多分にしてあることかと。


対面や電話でしか発揮できないパフォーマンスのある営業マン、年代やお客様によっては誰かれ構わず電話でバシバシやりとりするのを基本としている人、人によって電話が得意/不得意、メールが得意/不得意 etc... と言うのもあるでしょうし。


なので、ここでの分かりやすい線でいうと、


[ 既に取引をしている社外のお客様に向けては ]


【なるべく電話しない】


くらいだと、ほど良い表現かな〜と思います。



後半書いていて疲れてしまい、ややグダッているのでそのうち書き直しまっす!が、ひとまずアップしてしまって、今回はこのくらいで!


Thank you for reading.



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アトリエゼロ 公式


代表 高山秀則


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