VOL.33
今晩は高山です。
えー、今回は、事務所を鬼のように掃除したので、めっちゃ掃除したら、めっちゃ気持ちよくなった!
という話です(笑)早速、どのくらい掃除したかと言えば、
劇落ちくんのスポンジ A4位サイズ ×1つ
タオル2枚 = 雑巾 × 10枚 相当
マイクロファイバー布巾 ×3枚
黒カビ落とし × 2ボトル
お分かりいただけるだろうか?上記を使い切るほどの掃除、それはつまり、【大掃除】、つまり、大掃除レベルの掃除をしました。
なぜかと言うと、何を隠そう今現在仕事がヒマめ(瞬時に忙しくなることもあるのでこれを書いた時点ではと認識して頂ければですが)で調子が上がらーん!というところだったので、計1日分くらいの時間をかけて、鬼掃除。
これを読んでるみなさんは掃除は好きでしょうか?私は掃除は、「かなり好きな方」に分類されるのではないかと思っていて、昔から割と綺麗好きなほうではないかと思ってます。
玄関とトイレはほとんど毎日掃除をし、今年はコロナのバタバタもありすっかり忘れていたものの、6月頃に大掃除ならぬ中掃除(一年分溜まった汚れ等々を一気に綺麗にするのはなかなか大変だから間挟もう作戦)というものもしていました。
で、今回この中掃除をしていなかったということもあり、年の瀬を待たずして、まだ全体ではないものの大掃除かそれ以上のレベルの鬼掃除を。
自分以外の人間が出入りしていても指摘されない程度には綺麗ではあったものの、長年使ってる椅子がよく見たらかなり汚れてるな…というところからふと始めてしまい、普段は目や手、なんなら指の届かないところまでも徹底的に。それはもう、徹底的に。
毎日水拭きしているので確実に綺麗だと思っていたトイレの床を劇落ちくんのスポンジでこすってみたら、床材の模様の斑点のフリをして潜んでいた汚れが出てきて取れたり、どう見ても汚れているように見えないドアもティッシュで拭いたら相当汚れていて、ブルータス!お前もか!と声をあげそうになった程に(笑)一年近くとなるとモノにしろ部位にしろ汚れってめちゃめちゃ溜まってるんだなぁ。と。
もちろん大掃除は毎年してはいるものの、コロナ禍でもあったので(ま、まだまだどうなるか分かりませんが…)"引っ越しでもしない限りは掃除しないようなところ・超細かいところ"までしてみたのですが、建築や内装の設計でよく重要とされる"ディテール=建築の部位と部位の接合部やその納まりといった、詳細"に通じるものがあるなぁと。
どういうことかというと、この建物や空間はえらく綺麗だけど何でだろう?というモノは、その"ディテール"が綺麗なので、一見しただけではなぜかは分からなくとも、全体としてなんだか美しい・なんだか端正。という事があります。人が見て受ける『印象』というやつですね。
掃除もこれ同様で、今回"歯ブラシや爪楊枝でしか届かない部分レベルでの小さな汚れ"や"薄汚れている部分"という定期的なレベルではしない部分の掃除(湿気が多いので気にはならない程度の部分的な黒カビがところどころに発生していたので、やつらも一掃★)もしてみると、"どことなく淀んだかんじのする雰囲気"というものが一掃されて"光り輝いているような雰囲気"に。
モダニズムの巨匠、ミース・ファン・デル・ローエに「神は細部に宿る」という名言があるのですが、どうやらミースは掃除にすら通じる普遍的な言葉を述べていたようで、偉大。
さておき、ゴミ箱に山積みになった茶&黒の雑巾やティッシュ、スポンジの山を見て、こんなに不浄な空間で過ごしていたんだ…美しいものや綺麗なものをクリエートせんとするデザイン事務所がこれではいかんと反省しつつ、徹底的に掃除をしたことで、その間に降り積もっていたのかもしれない厄らしきものや、何なら個人的に何年も抱えていた暗くて嫌〜で複雑な気持ちになる記憶(スピリチュアル的なことはあれですが、建築的には『ゲニウス・ロキ』といって、いわゆる"場が持つ記憶"というものは存在するように思います)のようなものすらも自分の中からスーッと抜けていったようで、今現在事務所にいる時の気分がこの上なく爽快☆です。
掃除することの大切さに関しては北野武のトイレ掃除の話や松下幸之助、リンガーハットの経営者の方etc...逸話は相当に多いものですし、金運=トイレに直結するとよく言われていますが、個人な一経験としては①トイレが少しでも汚れてる時って「ああやりたくない…」という回避できたかもしれない雑務などをやる羽目になっていたり、②お風呂の排水溝に髪が詰まってたりすると「あんなに頑張ったのに…」と努力が報われにくく愚痴愚痴しい気分になってしまう傾向にあるように思います。
もちろん掃除をしただけで物事のすべてが良くなるなんていうことはないでしょうが、部屋の乱れは心の乱れー!であれば、部屋の汚れは心の汚れー!クリーンで気持ちがいい☆という心の状態で人と接すれば、その反対よりかは確実にモノゴトがいい方向に進みやすくもなるでしょう。
建築やデザインにやんわり掛けつつ、なんだか停滞気味↓というモノゴトや状況がある方々がいましたら、無料で誰でも出来る、鬼掃除!されてみてはいかがでしょう。
掃除の前からアクションを起こしたりもしていたのでたまたまな部分あるかもしれませんが、しばし会っていなかった方々に会う約束が出来たり、ふと連絡が来たり、やんわ〜りとではありつつ新たなコミュニティに参加をすることになってみたりと、なんだか良さげな流れになってきております。(こう書いてみると、動き出さんとする前の大きめのセルフハンディキャップ現象だった可能性もありますが…)
他愛もない内容になりましたが、今回はこのくらいで!
Thank you for your readieg.
アトリエゼロ代表 高山
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