top of page

ナイスデザイン③

更新日:2022年9月9日



こんばんは高山です。


表題の通り、たまたま出くわしたナイスなデザインをお送りするシリーズ第三弾。まだそこまでの記事数がないので判然とはしませんが、割と人気かな?というところもありヘビロテ気味でお送りします。ではいってみましょう!レッツ!ナイス!(書いてみて恐ろしく正しくない英語でおもしろかったのでそのまま掲載。)


はい、今回は自宅の近所にあったアパートです。


黄色い。一重に黄色い。うーん黄色い。のですが、この黄色、なんかベタっとした色ではなくて白味がかってるというか、やや蛍光色っぽくていいなと。


極稀に、風水にハマりにハマりました!みたいな真っ黄色の建物ってあるにはあるのですが、大抵、………と絶句するような雰囲気ではありますが、この色はデザイン的に許容なのではないかと。


さらに、ポジな点とネガな点を指摘するならば、外壁のみならず配管まで塗装してあるところはGOODながらも、そこまでやるならサッシや通気のカバー、ベランダの底部もやってしまってえばいいのにな…というところ。


ま、こちらはおそらく特にデザイナーが設計した建物ではなく、ただ後から外壁塗装で思いっきり黄色!としたようなもの(写真では見えない角度の各戸の扉は茶色とかでわりと残念なのですが…)なのでまぁまぁまぁ、というところではあります。


ただ、建物の外装にしろ内装にしろ、車にしてもプロダクトにしても、稀にディテールを含めて全てを一色にしたデザインのものがありますが、そういうデザインってそもそも世の中にあまりないので、この世のものとは思えないような、非日常・アーティスティックな雰囲気があって自分はかなり好きです。


うわ青!とか、うわ赤!と、それぞれの色のみに意識が向きつつ、その後にその造形だけに意識が届くという。


「まるっと一色デザイン」はかなりの思い切りの良さがなければできませんが、この世の中にはどうしてそこそんな色なのよ…なんでここで仕上げの素材切り替える必要があったんでしょうか…という建物は腐るほどあるもので、もはやほとんど意識を向けないようにはしておりますが、微妙すぎる意匠を施すくらいなら、「まるっと一色」のほうが人に対して訴求する何かは大きいように思います。


賃貸アパートなら単に「その色が好き」で住む人も少しはいるかもしれませんし、人によっては「デザイナーズ風の建物」と認識する可能性もあり、不動産屋さんにしても似通った建物の多い世の中で一点突破用の謳い文句として扱いやすいのではないかと。


入居者がはいらないと頭を抱えている不動産屋オーナーの方がいましたら、デザイナーも不要ちゃ不要(色は面積が大きいと、サンプルなどの小さな面積で見るより色彩感が強くなってエゲツないものになるのでご注意ください)ですのでこの「まるっと一色デザイン」、どうぞ試されてみてください。外壁修繕の際の塗装+αで話題を呼んで満員御礼!になる、かもしれません。


ではでは今回はこのくらいで。


Thank you for your reading.


アトリエゼロ代表 高山

bottom of page