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個展に行ってきました① ドローンアート!

更新日:1月17日


VOL.28


こんにちは高山です。


少し前の日曜日、新宿は新宿眼科画廊というギャラリーでやっていたとある個展に行ってきました。面白かったので少しばかりレビューをば。メモ&感想程度の内容にはなりますので気になった人は作家さんを追ってみてください。


タイトル『ドローンが来ると、風が吹く』


はい、ドローンと言って今日本人がすぐに思い浮かぶのはオリンピック開会式のアレですね。今現在ドローンって、極一般的な個々人レベルで言えば宙に浮かぶラジコン、ラジコン+α程度のものではありますが、最近医療の現場で食事を運ぶのに成功したであるとかなんとか、その実用的な様々な運用も期待されているものなのではないかと思います。


いつの日かASUKULやUber Eats等々の代わりにドローンが何でも運んできてくれる未来は、色々な弊害と共にわりとすぐそこにあってほしいと思います。職人たちに代わり要請しますと、クソほど重い現場の資材もいつしかお願いしたいところです。


さておき、ドローンっていうと科学の最先端というイメージがあるのでさてはてどう実用?という事を考えがちになる類のものなのではないかと思うのですが、こちらの個展は、行ってすぐにはよく分からなかったのですが『そこ?!』というところにフォーカスした、コンテンポラリーなアートでした。


まずはこちらの動画をご覧ください



ドローンが飛んで、風船がちょっと浮かんでます


次。



ドローンが飛んで、風船がフワッフワ飛んでます



お分かり頂けただろうか?


古今東西、大小問わず美術館やギャラリーには数百回は行ったことのある私ですが、あ!そういうことか!と。”現代アートって分かりづらい”の意味が分からなかったのですが、そういうフレーズの意味が分かった個展となりました…。


自分なりにこの個展を言葉にして解釈(野暮かもしれないけれど)すると、タイトルの通りではありつつ、ドローンが色々な飛び方をした時にどういう風が吹くのかな?はたまた、ドローン同士が相互の風の影響でどんな動きをするのかな?ご覧あれ〜 というものでした。


先述した通り、で?何なんだろう?それを?どうするんだろう?と、これが絵画や何かであれば、自分はもちろんそんなことは考えないのでしょうが、それが先端科学感のあるドローンであったがゆえに、どうしても実用脳になってしまったもので、行ってすぐの時は ??? と意味不明だったのですが(笑)


“ドローンが描く風が見える展覧会”みたいな。それが分かってやっと、あ、おもしろ♪と腑に落ちて、楽しめるようなったという。ABテスト!ABテスト!みたいな理系な世界の実験場みたいな様相も呈していたもので、アートと認識するまでには時間がかかったものでした。


ちゃんちゃん。


レビューはこのくらいにして、面白かったので、詳しくは下記URLのあれやこれやをのぞいてみてください。会期は終了しているので残念ではありますが、現場では実際にそんなにはお目にかかることのないドローンが飛んでいたし、かなり詳細にその描かれたものたちのパターンもカテゴライズ&表示(これが表現ってことに)されています。



[ 新宿眼科画廊WEBSITE ]



さてここまで書いて、種明かし、でもありませんが、この個展は自分の学生時代からの友人がやっていたものです。始まる前とか会期中に書いた方が…というところもありつつ、面白かったから書いていいー?と許可を得、お互い無償でアップされているものです。文化を広めるプチ同盟。


そこまでべったり仲が良かったというほどの距離感でもないのですが友人歴は長く、自分の立ち位置からだと、昔から新しい科学技術・テクニカルなものを通した仕事や作品制作をしており、そもそも自分は精通していない分野の物事や、「普通」に過ごしていたのでは見えなかったり見落としたりしそうな部分への鋭い視点(表現は概して可愛らしい雰囲気ながら)がさすが、自分にはなくては〜面白いと。と思いました。


わかりやすく&ざっくり言えばピタゴラスイッチのような世界観とでもいいましょうか、

気になる人は作家[大西拓人]もぜひぜひ追ってみてください☆


ではでは今回はこのくらいで。


Thank you for your reading.


アトリエゼロ代表 高山

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