オリンピック開会式の感想

更新日:5月21日

タイトル通り、オリンピックの開会式について一クリエイターからの感想です。


一言で言うと、40点くらいかなと。様々なニュースを見ていて思ったのですが、有識者やモノづくりに携わってる方々の方が厳しい感想や意見が多いように思うのでかなり優しい方なのではないかと思うのですが、良くてもそのくらいかなと。


世界や日本の情勢が情勢なので、フルパワーで行けなかったという部分はあるでしょう。あったにせよ、反対の意見も多い中オリンピックを開催するという決断を下したからにはイクスキューズは許されないハズな訳で、民間企業や一般人が自費でやるならまだしも、税金で行われている国家の祭典としては…もっと低いのではないかと。


個人的にミーシャさんの国歌斉唱は素晴らしいなと思ったのと、ドローンを使ったものは2021年なんだなぁと思いました。


ただ、海外の方々にウケたらしいのでまぁいいんですが、ピクトグラム体操…みたいなものは某仮装大賞みたいで世界に発信するほどのものなのかなと疑問に思ってしまいましたし、何より、なんでプロジェクションマッピングないの?????と。


プロジェクションマッピング自体の発祥は不明というか、「誰が」というものではないのかもしれませんが、日本にはチームラボという世界的に認知されているクリエイター集団がいます。猪子さんというおもしろいお兄さんがやっている東大発ベンチャーで、IT×アートを発展させている現代アートの最先端。日本国内にもそれらを体感できる大型の施設があるので知っている方も多いかと思いますし、何より世界中で個展(体験型のものになるので通常の「アーティストの個展」というようなものとは異なりますが)が行われて世界を席巻したので知名度も高いのではないかと。


日本国内でもイノベーションという言葉は時折使われていますが、ITやSNS、YouTubeのようなセルフブロードキャストを可能にしたりと、本当に世の中が変わるような世の中の枠組み、ハードの部分での変化を起こしているのはここ最近(歴史的にみて)は大抵アメリカで、お国柄日本発祥でそういった程の革新は起きないと思っているのですが、とかくそういうハードの部分での変化をソフトな芸に細やかに落とし込めるのは日本のお家芸だと思っています。


なので、さまざまいろいろと斜陽国家との呼び声の高いわが国…の中でも強みである「芸」の部分だけは上手く全面に押し出してほしかったなと。プロジェクションマッピングを使ったperfumeの演目一つでもあれば日本文化の現代性や華やかさが相当にプラスされたんじゃあと思っていまして、なんだか切ないです。


これはやや芸術の世界寄りの意見になってしまうのかもしれませんが、村上隆さんに名和晃平さん、奈良美智さんに…ネオジャポニスムとまで言われている現代アーティストたちもまたどこへ…と。個人的に村上さんの表現は全体的に気持ち悪くて好きじゃない(知見や戦略性は天才的だと思って尊敬しかしてないながら)のですが、あの花丸の顔とかポップで、普遍的に人を喜ばせるべきオリンピックであればウケたんじゃないかなぁ…等々、40点!


でした。エラそうに採点できるような立場にないことは重々承知してはいますが、それなりに長いこと文化に従事している人間としての一つの見解をと。とかく切ないので、生きてるうちにもう一回くらいは心から応援して、楽しめるようなオリンピックが日本で開かれる事を期待したいです。


ま、まだやってますし、個人的には長いことサッカー部員だったので、日本の至宝である久保くん(カズ、中田、本田とバトンを繋いで、世界のトップ中のトップクラスで対等に闘える初の日本人だと思います。久保くんは試合後のインタビューなどからも分かるのですが、人格も出来ていて素晴らし過ぎる。)の目覚ましい活躍には喜んでいます。


政治に対して思う事は少なからずありますが、批判していても意味は無さそうなので個人的に出来ることをやっていく他ないなと思っています。


Thank you for reading.